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2023年12月8日

第274号

今年最後のメールマガジンとなりました。2023年は、皆様にとっていかがだったでしょうか。2024年は、当協会としては初めての試みですが、4月にお台場で開催されるSEA JAPANに併設されるOffshore and Port Techに出展すべく準備中です。また期間内に漁業協調をテーマにしたセミナーを開催することとしております。近くご案内をいたしますので、よろしくお願いいたします。来年も、皆様にとって良い年になりますように。


=======  目  次  =======  

《一般情報》
1.11/15、経産省・国交省、洋上風力合同会議(第20回)を開催
2.商船三井、台湾洋上風力発電所向けSOV造船で契約締結
3.東京ガス、洋上風力投資ファンドを設立
4.川崎汽船、日本財団無人運航船プロジェクトで自動運航システムの実証実験
5.JAPEX・日揮・川崎汽船、マレーシアでのCCS事業化検討でペトロナスと契約
6.12/13、静岡市海洋産業クラスター協議会、溶融スラグの活用で勉強会開催
7.オーステッド社、韓国・仁川沖合における洋上風力発電事業権を取得


《海産研関係情報》
1.12/15、「海しる」利活用ワークショップin 長崎、参加者募集
2.当協会事務局、12月28日(木)~1月4日(木)年末年始休業

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《一般情報》


1.11/15、経産省・国交省、洋上風力合同会議(第20回)を開催

 経済産業省及び国土交通省は、「総合資源エネルギー調査会 洋上風力促進ワーキンググループ」と「交通政策審議会 洋上風力促進小委員会」の合同会議(第20回)を11月15日に開催した。「青森県沖日本海(南側)」、「山形県遊佐町沖」に係る公募占用指針(案)、セントラル方式運用方針の策定、促進区域指定ガイドラインの改訂に係る論点、洋上風力の EEZ 展開へ向けた論点等について審議された。
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/saisei_kano/yojo_furyoku/020.html


2.商船三井、台湾洋上風力発電所向けSOV造船で契約締結

 11月22日、(株)商船三井と大統海運(台湾)は、両社の合弁会社を通じ、ダーメングループ(オランダ)と新造SOV(Service Operation Vessel)の建造に関する造船契約を締結したことを発表した。ベトナムの造船所にて建造され、2025年末の竣工を予定している。
https://www.mol.co.jp/pr/2023/23146.html


3.東京ガス、洋上風力投資ファンドを設立

 東京ガス(株)は、オクトパスエナジー社(英国)が2022年10月に設立した洋上風力投資ファンドに出資することを、11月17日に発表した。同ファンドは、洋上風力投資に特化したもので、東京ガスが2.2億ユーロ(約340億円)の出資コミットメントを行い、2030年までに総額35億ユーロ(約5,420億円)のファンド規模を目指すとしている。
https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20231117-01.html


4.川崎汽船、日本財団無人運航船プロジェクトで自動運航システムの実証実験

 川崎汽船(株)は、日本財団が推進する無人運航船プロジェクトMEGURI2040の「無人運航船の社会実装に向けた技術開発助成プログラム」において、大型RORO船に自動運航システムを搭載し、実証実験を実施したことを11月27日に発表した。10月1日から全3航海に亘る実証実験では、沿岸航行において自動運航システムによる認知・分析・判断が高い精度で実行されることを確認したとしている。
https://www.kline.co.jp/ja/news/csr/csr-20231127.html


5.JAPEX・日揮・川崎汽船、マレーシアでのCCS事業化検討でペトロナスと契約

 石油資源開発(株)、日揮ホールディングス(株)、川崎汽船(株)の3社は、マレーシア国営エネルギー会社ペトロナスの子会社と、マレーシアにおけるCCSの事業化実現に向けた検討の実施に合意し、4社による基本契約を2023年9月22日に締結したことを、関係先より公表の合意を得て11月20日に発表した。
https://www.japex.co.jp/news/detail/20231120_01/


6.12/13、静岡市海洋産業クラスター協議会、溶融スラグの活用で勉強会開催

 静岡市海洋産業クラスター協議会では、海洋・水産関連分野に携わる企業や研究機関の「出会い」の場を提供し、新たなビジネス創出のきっかけとするため、新事業創出勉強会(セミナー&交流会)を開催している。12月13日午後、静岡市清水で、「循環型社会の実現に向けた溶融スラグの活用」をテーマとした新事業創出勉強会を開催する。溶融スラグの現在の活用事例や、海洋分野をはじめとする多様な分野での今後の利活用の可能性について、講演、質疑応答等が予定されている。参加費は無料、定員は30人で先着順、申込期限は、12月11日12:00迄となっている。
http://miccs.jp/events/20231213


7.オーステッド社、韓国・仁川沖合における洋上風力発電事業権を取得

 デンマークに本拠を置く大手エネルギー会社・オーステッド社は、11月30日付のニュースリリースで、韓国・仁川洋上風力発電プロジェクトの独占的開発権を同国政府から取得したと発表した。同プロジェクトでは、仁川市沖合70㎞の海域において、完成すれば韓国最大規模となる1.6GWの洋上風力発電を予定している。今後は環境影響評価、現場調査等を経て、最終投資決定が下されれば、2030年代初頭に稼働開始を見込んでいる。
https://orsted.com/en/media/newsroom/news/2023/11/oersted-secures-16-gw-electricity-business-license-748011



《海産研関係情報》

1.12/15、「海しる」利活用ワークショップin 長崎、参加者募集

 内閣府総合海洋政策推進事務局主催の「海しる」利活用ワークショップ(当協会が事務担当)が、12月15日午後、長崎市で開催されます。「海しる」に掲載されているさまざまな海洋情報(250種類以上)を使って、人や新しい産業を育む長崎の海について一緒に考えるワークショップです。ご関心のある方は、是非ご参加下さい。
開催日時:2023年12月15日(金)13:00~16:30
開催場所:CO-DEJIMA(長崎県長崎市出島町2-11号出島交流会館2F)
テーマ:「海洋情報を活用した地域産業の創出」
申込方法:下記URL参照。お申し込みは12/12まで。先着30名
https://www.rioe.or.jp/cms/wp-content/uploads/2023/12/nagasaki.pdf


2.当協会事務局、12月28日(木)~1月4日(木)年末年始休業

 12月28日(木)から1月4日(木)まで、当協会事務局は休業させていただきます。新年は、1月5日(金)より平常業務となります。





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