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2026年8月7日

第310号

毎年恒例の「海の日記念行事」は、今年も7月20日の「海の日」に合わせ、東京国際クルーズターミナルで開催され、海洋立国推進功労者表彰式や体験型イベントなどを通じて、海への理解と関心を深める機会となりました。また、内閣総理大臣メッセージでは、「海洋」「造船」「港湾ロジスティクス」が成長戦略上の戦略分野として示されました。暮らしや産業を支える海の役割を改めて意識しながら、安全に海と向き合う夏を過ごしたいと思います。


=======  目  次  =======  

《一般情報》

1.2026年「海の日」内閣総理大臣メッセージ
2.第19回海洋立国推進功労者内閣総理大臣表彰
3.国交省、浮体式洋上風力の海上施工方法に関する技術開発7件を新規採択
4.JAMSTEC、南鳥島EEZ海域でのレアアース泥採鉱システム接続試験結果を公表
5.ベスタス、ナセル最終組立工程の国内移管計画がGX支援対象に採択
6.RWE、デンマーク最大の1.1GW級洋上風力発電所の風車設置が半数完了
7.Kraken Robotics社、海洋ロボティクス関連含む今年度受注額が500億円超


《海産研関係情報》
1.当協会事務局、8月10日(月)~14日(金)夏季休業(再掲)

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《一般情報》


1.2026年「海の日」内閣総理大臣メッセージ

 国民の祝日である「海の日」に際し、海の恩恵に感謝するとともに海洋国日本の繁栄を願う日として、総合海洋政策本部長である内閣総理大臣からメッセージが出されている。本年は7月20日付で、高市早苗内閣総理大臣・総合海洋政策本部長からのメッセージが示された。同メッセージでは、日本を「誇りある海洋国家」と位置づけ、「日本成長戦略」に基づき海洋ドローンやレアアース開発など戦略分野への国内投資を加速させるとした。また、「地域未来戦略」に基づく「戦略産業クラスター計画」として中国・四国地方での造船産業クラスターが検討されており、造船ドックなどの拠点整備を進めていく方針を示した。これら投資施策を着実に実行することで、「海洋国家・日本」を強く、豊かにしていくとの考えを示した。
https://www8.cao.go.jp/ocean/info/event/message/message.html


2.第19回海洋立国推進功労者内閣総理大臣表彰

 国土交通省、文部科学省、農林水産省、経済産業省及び環境省が内閣府総合海洋政策推進事務局の協力を得て実施している「第19回海洋立国推進功労者表彰」(内閣総理大臣賞)で、4名及び3団体が受賞し、7月20日、東京国際クルーズターミナルにおいて表彰式が行われた。受賞者は以下のとおり。(敬称略)
「海洋立国日本の推進に関する特別な功績」分野:三島愼次郎(一般財団法人次世代環境船舶開発センター顧問)、一般社団法人マリン・エコラベル・ジャパン協議会、佐藤愼司(高知工科大学システム工学群特任教授)。
「海洋に関する顕著な功績」分野:西岡純(北海道大学低温科学研究所環オホーツク観測研究センター教授)、熊本県立天草高等学校科学部、吉田公一(元一般財団法人日本舶用品検定協会顧問)、熊本県立芦北高等学校林業科。
https://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji01_hh_000595.html


3.国交省、浮体式洋上風力の海上施工方法に関する技術開発7件を新規採択

 国土交通省港湾局は7月24日、「令和8年度 浮体式洋上風力発電の最適な海上施工方法の確立に向けた技術開発制度」における技術開発案件7件を新規採択したと発表した。採択案件は、海上作業基地を活用した施工方法、基地港湾利用に適した国産リングリフトクレーン生産システム、パルスパワー衝撃破砕技術を用いた海洋底岩盤掘削、高精度気象・海象予報に基づく作業可否予測システム、繊維ロープを用いた省力化係留施工技術、経済的・高性能アンカリング技術、基地港湾利用調整システムに関する技術開発となっている。
https://www.mlit.go.jp/report/press/port01_hh_000328.html


4.JAMSTEC、南鳥島EEZ海域でのレアアース泥採鉱システム接続試験結果を公表

 海洋研究開発機構は7月24日、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム「海洋安全保障プラットフォームの構築」における、南鳥島EEZ海域でのレアアース泥採鉱システム接続試験の結果を公表した。同試験では、地球深部探査船「ちきゅう」を用い、3日間の揚泥試験で3箇所のレアアース層からレアアース泥の回収に成功し、開発した採鉱システムの安定稼働を確認した。
https://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20260724/


5.ベスタス、ナセル最終組立工程の国内移管計画がGX支援対象に採択

 デンマークに本社を置く風力発電機メーカーのベスタスは7月10日、現在海外で実施しているナセル組立工程の最終段階を日本へ移管する計画が、経済産業省の「GXサプライチェーン構築支援事業」の支援対象に採択されたと発表した。同計画では、日本全国の洋上風力プロジェクトのプレアセンブリ港でナセルの最終組立及び試験を行うため、必要となる専用治具・設備の拠点を福岡県北九州市に設置し、その後、各プロジェクトサイトへ展開する計画である。なお、同投資及び関連活動の実施は、日本の洋上風力市場の継続的な成長や、国内の洋上風力プロジェクトにおける同社の受注状況など、一定の条件が満たされることを前提としている。
https://www.vestas.co.jp/ja-jp/news/2026/20260710_vestas-selected-for-gx-subsidy-program


https://2026.gxsc-hojo.jp/assets/doc/gxsc2026_1_saitakujigyousya_ichiran.pdf


6.RWE、デンマーク最大の1.1GW級洋上風力発電所の風車設置が半数完了

 RWEは7月17日のプレスリリースで、デンマーク西海岸沖で建設中の1.1GW級洋上風力発電所「Thor」において、72基中36基の風車設置を完了したと発表した。風車はSiemens Gamesa製の最大15MW級で、2027年の全面運転開始を予定している。同発電所は同国内最大の電力供給能力を有するほか、製造過程におけるCO?排出量を削減した世界初となる鋼製タワー(72基のうち36基)、そしてリサイクル可能なブレード(72基のうち40基)を採用する洋上風力発電所となる見込みである。
https://www.rwe.com/en/investor-relations/financial-calendar-and-publications/news-and-ad-hoc-announcements/news/news-2026-07-17/


7.Kraken Robotics社、海洋ロボティクス関連含む今年度受注額が500億円超

 カナダの海洋ロボティクス企業Kraken Roboticsは7月20日、海洋防衛、洋上エネルギー、海洋科学分野向けの新規受注3,500万ドルを発表し、これにより2026年の累計受注額は3億2,700万ドル(約515億円)に達したとのこと。同社は、合成開口ソナー(SAS)技術や海中バッテリー「SeaPower」への需要拡大が受注増加を牽引しているとしている。これらの製品は艦艇や潜水艦に加え、AUV、ROVなどの海中無人機にも採用されている。
https://www.krakenrobotics.com/news-releases/kraken-robotics-announces-35-million-in-new-orders-and-business-update/


《海産研関係情報》

1.当協会事務局、8月10日(月)~14日(金)夏季休業(再掲)

 8月10日(月)~14日(金)まで、当協会事務所は夏季休業とさせていただきます(8月11日(火)は「山の日」のため祝日となります)。






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