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調査・研究
RESEARCH

05. 洋上風力発電等の主力電源化に資する海底送電網の実現に向けて

我が国の洋上風力発電事業の円滑な発展のため、国内の送電網強化を図り、風況の良い海域(北海道、東北地方等)と大規模需要地(関東等)を結ぶ、海底送電ケーブルによる国内送電網の整備・強靭化について検討するため、2020年度にグループ研究「洋上風力発電等の主力電源化に資する海底送電線網の実現に向けて」がスタートしました。本研究は、送電網構想を、官民挙げて実現するための調査・活動を実施しています。

出典:住友電気工業(株)提供

我が国の洋上風力発電事業の円滑な発展のため、国内の送電網強化を図り、風況の良い海域(北海道、東北地方など)と大規模需要地(関東など)を結ぶ、海底送電ケーブルによる国内送電網の整備・強靭化について検討するため、2020年度にグループ研究「洋上風力発電等の主力電源化に資する海底送電線網の実現に向けて」がスタートしました。その後、2021年度にNEDOによるFS調査「洋上風力等からの高圧直流送電システムの構築・運用に関する調査」が実施され、当協会は実施主体として参画しています。また、資源エネルギー庁の2021年度補正予算事業「長距離海底直流送電システム実用化に向けた実地調査」における「先行利用状況調査」の実施主体として、当協会が選定されました。このように、当協会の活動と軌を一にして長距離直流送電網の整備に関する構想は実現に向けて進みつつあります。本計画は、これまで例のない巨大プロジェクトであり、実現に向けてはクリアせねばならない様々な課題があると考えられます。本研究は、長距離直流海底送電網構想を、官民挙げて実現するための調査・活動を実施しています。